目の上のたんこぶ
僕は渡部さんや体現帝国のことを目の上のたんこぶだと思っている。
体現帝国のせいで名古屋の若手はアングラと言えば白塗りだと勘違いしてないか不安で仕方ない。
体現帝国はアングラではないと僕は言いたい。
演出の渡部さんもきっと同じ意見だと思う
目の上のたんこぶと書いたが、これは悪い意味ではない。
今の名古屋の演劇界には目の上のたんこぶになってくれる存在はかなり少ない。
乗り越えよう!そう思わせてくれる存在は体現帝国を除けば三つも挙がらないと思う。
それぞれの劇団がジャンルを確立し争うことなく安寧に生きていたところに外来種かのように現れて手を変え品を変え、間髪入れずに刺激的な舞台を作り上げている。
すごい。けど怖い。Twitterとかを見てると特にそう思う。
あまり近づきたくない。
僕も直接会うまでは体現帝国の方はみんな危ない方だと思っていた。今でも少しそう思う。
だが、怖いからといってこの魅力的な目の上のたんこぶを無視するのはもったいないと思う。
僕と渡部さんは一回り年齢が違う。
比べるには丁度いい相手だと思う。
同世代の演劇人にはぜひ体現帝国という団体が良いたんこぶなのか、悪いたんこぶなのか見極めてほしいと思う。
尾崎優人(優しい劇団)